愛媛県大洲市西大洲のフラワーパークおおずで、4万5千本のチューリップが満開を迎えた。サクラや菜の花と春の主役を競いながら盛りの輝きを放っている。
 市管理の約6ヘクタールの公園では、赤、白、黄、ピンク色のチューリップが約32アールにわたり広がる。今季は暖かい日が続き、開花が3月15日と例年より約1週間早かった。花の色により異なるが、見頃はあと1週間ほどという。
 大洲市では今後、ツツジやショウブ、ヒマワリなど季節の花々が華麗にリレー。市は「えひめいやしの南予博2016」の一環で、花の名所やイベントを紹介するパンフレット「大洲花紀行」を配布している。問い合わせは市観光まちづくり課=電話0893(24)1717。